◆◇◆わたしの宝物◆◇◆

月命日

◆ロサンゼルスでニッコリ

今月頭にイリノイ州シカゴよりペンシルベニア州へ引っ越しました。引越しは準備不足もあって怒涛の作業でしたが、何とか乗り越えて、今はだいぶ落ち着いて来ました。

1年3ヶ月前、日本からシカゴに引っ越した時は、はなも一緒でした。その前の四年あまり、血小板減少症を発症して以来、旅行はもちろんお出掛けも控えていたせいか、引越しに伴うホテル滞在やドライブ中、お出掛け大好きのはながとーっても嬉しそうだったのが印象に残っています。

昨日から、やたらと はなを思い出し一人で居ると涙が溢れます。なぜだろうと思ったら、昨日は月命日でした。私は記念日とか全く無頓着なのですが、会いに来てくれてたのかな？今日は はなに新しいお花を買ってきました。

Nさまへ

Nさま

本日、お手紙が届きました。

わざわざ日本から、はなのために綺麗なお花を送ってくださり、有難うございます。

はなもお空で喜んでいると思います。

最近は時間ぐすりが徐々にきいているのか、朝晩、反射的に「あ、薬！！！」となる事は無くなったのですが、その薬はまだ捨てられずにいます。この薬がはなの命を繋いでくれたと思うと、どうしても捨てられなくて…。でも引越しに向け、そろそろはなちゃんの荷物を整理しなくてはと思っています。

今日はプリスクールのお迎え車内で、息子に「天国ってどんなところ？」「はなちゃんは天国で何をしているの？」と聞かれ、涙を堪えて答えるのに必死でした。「命ってなあに？」とも聞かれ、まだ「死」をよく理解出来ていないようです。でも、はなが大切なことを学ぶ良い機会をプレゼントしてくれました。

メールアドレスがなぜか見つからず、こちらでのご挨拶ですみません。今月末の引っ越しが終わり落ち着いたら、改めてお手紙させてください。

Nさま、どうぞお元気でお過ごし下さいね。

いつかラブちゃんとはなを偲んで、犬トークしましょうね！！！

えむこ & はな より

はなちゃん、お家に帰って来ました

◆はなちゃん、帰って来ました

はなちゃん、一昨日、小さくなって帰って来ました。遺影と骨壺は、ただ今発注中なので、とりあえずの仮住まいです。

昨日はとてもお天気の良い土曜日。

お友達とシカゴのダウンタウン方面の the 606 trail へ遊びに行きました。

たくさん歩いて遊んで、とても楽しかったのですが、一方でちょっと切ない気持ちに…。

実は、我が家は来月他州への引越しを予定しています。主人は先日、一足先に新天地へ赴きました。主人不在の1ヶ月、一人で はなちゃんの介護をしながらの引越しとなると、なかなかに大変な事態です。最後の6日間は外出もままならなかったので、日々の生活や引越し準備、何より はなのストレスを最小限に抑えるにはどうしたら良いのか、悩みが尽きませんでした。はなちゃん、そんな私を察して気を遣ったのでしょうか。

はなが旅立ち、外出も自由に出来るようになって今日も楽しめた訳ですが、一方で はなの気持ちを思うと少し切なくなるのでした。

帰りを待っています

◆かつてのお散歩コース

はなちゃんが旅立って1週間が経ちました。

はなちゃん、まだお家に帰って来ません。

アメリカでも荼毘に付すことは出来ますが、残念ながら日本のように火葬場で立ち会うことは出来ません。病院に託して業者にお願いし、後日遺灰を引き取ります。

旅立った翌日は雲ひとつない快晴。

病院に託す前に、以前住んでいた家の近くの散歩コースをはなと一緒に車で回りました。はなちゃん、覚えてたかな？

◆一緒にドライブ

本当は翌日すぐに病院に託したことが正しかったのか、もっと手元に置いておくべきだったか、随分と逡巡したのですが、この快晴の金曜日以来、シカゴはどんよりとした暗く冷たい雨。土曜に至っては雪が降りました。たった一日晴れた金曜日、この日に病院に託したのは、きっと正しかったのでしょう。今でも車で走ってると、病院に駆けつけたい衝動に駆られますが、きっともうすぐお家に帰って来るはず。

待ってるからね。はなちゃん。

ふと見ると、今でも はながベッドで寝ている錯覚に陥ります。亡くなった時のお顔が本当に穏やかで可愛くて、そのせいもあるのかな。最後まで美人さんでした。

はな、昨晩旅立ちました。

はな、昨晩旅立ちました。

16歳と9ヶ月、家族に見守られ、腕の中で旅立ちました。まるで生きているような穏やかな可愛いお顔です。これから荼毘に付してあげようと思います。

お世話になった皆様、有難うございました。

笑っている はなのお顔を思い出して貰えたら嬉しいです。